たなか医院、南あわじ市、小児科、アレルギー科、アトピー、喘息

医療法人社団 たなか医院

お知らせ

抗菌薬(抗生物質)の適正使用について

2018-05-07

当院では、熱のある患者、咳、鼻水症状のある患者、下痢嘔吐の患者にはできるだけ抗菌薬は使用しておりません。
 
子どもの発熱、咳、鼻汁、嘔吐、下痢などの原因はウイルスですので、細菌(ばい菌)に対する抗菌薬は効きません。
 
ワクチンを接種しましょう。
ワクチンは、抗菌薬が必要な細菌感染症の予防に有効な方法です。適切な時期に、必要な回数を接種することが大切です。ワクチンは生後2か月頃から始まりますので、1か月健診が過ぎたらかかりつけ医に相談しましょう。
 
耐性菌と抗菌薬の関係
耐性菌とは、これまで有効であった抗菌薬が効かなくなってしまった細菌のことです。新しい抗菌薬が開発されると菌が生き延びようとし「耐性菌」が生まれます。
むやみに抗菌薬を使用することで耐性菌が増えてしまいます。
抗菌薬を「本当に必要な時に使う」ことで、「耐性菌を減らす」ことを目指します。
 
未来のこどもたちに、「有効な抗菌薬を残す」ために、不必要な抗菌薬を使うのはやめましょう。

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〒656-0122
兵庫県南あわじ市広田広田865-7

Tel.0799-45-1599

診療内容
小児科・アレルギー科